ひざの関節の軟骨が摩擦などですり減ったために、ひざに強い痛みが出る慢性的な病気。
最初は歩き始めに痛みが出ても、少し休憩すれば痛みが治まる程度。
基本的に年齢を重ねるごとに病状が進み、ひどくなると安静にしていても痛みが取れず、歩行も難しくなる。
原因としては、加齢のほかに、肥満、O脚、閉経後のホルモンバランスの変化などが挙げられる。
また、布団の上げ下ろしや正座・あぐらによってひざに負担をかけやすい日本の生活習慣と、軟骨がもろく傷みやすいといった遺伝的因子も関係しているといわれている。
女性に多いことも特徴だ。