4~5歳の幼児や小児を中心に発生する、ヒトパルボウイルスB19というウイルスが病原体の感染症。
皮膚の発疹を主症状とし、両頬がりんごのように赤くなることから「りんご病」と呼ばれている。
しかし実際には、こういった典型的な症状が出ないケースも多く、症状はさまざまであることがわかっている。
咳やくしゃみなどによる飛沫感染や接触感染でうつり、6~12歳の子どもに多く発症する。
成人になって初めて感染すると症状が重くなり、妊婦では胎児水腫や流産の原因となることもあるので注意が必要。