DICTIONARY
用語集
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全身性強皮症

皮膚やさまざまな臓器が硬くなってしまう病気。

 

難病に指定されている末梢循環障害も伴う膠原病の一つ。

 

発症する人のほとんどは、30~50代の女性。

 

ごくまれに、子どもや70歳以降の高齢者が発症することもある。

 

人によって症状の種類や重症度などは異なり、発症から5~6年以内は進行を続ける「びまん皮膚硬化型全身性強皮症」と、進行がほとんど見られない軽症型の「限局皮膚硬化型全身性強皮症」に分けられる。

 

「びまん皮膚硬化型全身性強皮症」の場合、発症から5~6年が経つと自然と皮膚の硬さは戻ってくるが、内臓病変はもとに戻らないという特徴を持つ。

 

なお、皮膚だけが硬くなってしまう「限局性強皮症」もあるが、これは「限局皮膚硬化型全身性強皮症」とは異なる病気。