「整骨院」と「整体」、名前は似ていますが「このつらい症状はどちらに行けばいいの?」と迷った経験はありませんか?
体の不調を感じたとき、自分に合った場所を正しく選ぶためには、両者の違いをきちんと理解しておくことが重要です。
結論からお伝えすると、整骨院と整体の最も大きな違いは、施術者が「国家資格」を持っているかどうかです。この資格の有無によって、施術できる内容や保険適用の可否が大きく異なります。
一般的に、ぎっくり腰や寝違え、捻挫といった急性のケガや痛みには整骨院、原因のわからない慢性的な肩こりや腰痛、姿勢の改善には整体が適しています。
この記事では、整骨院と整体の違いを比較表で分かりやすく解説し、具体的な症状ごとにどちらを選ぶべきかを徹底ガイドします。さらに、料金相場や失敗しない選び方のポイント、整形外科やマッサージとの違いまで詳しく解説しますので、最後まで読めばあなたの悩みを解決してくれる最適な施術院が必ず見つかります。
整骨院と整体の最も大きな違いは国家資格の有無
整骨院と整体のどちらに行けば良いか迷ったとき、まず知っておくべき最も大きな違いは、施術を行う人が国家資格を持っているかどうかです。 整骨院で施術を行うのは「柔道整復師」という国家資格を持つ専門家ですが、整体を行う「整体師」には国家資格が存在せず、民間資格が中心となります。
この資格の違いが、提供される施術内容、保険適用の可否、そして信頼性にも大きく関わってきます。あなたの症状や目的に合わせて適切な選択をするために、まずはこの根本的な違いを理解することが重要です。
施術を行うのは国家資格を持つ柔道整復師
整骨院(正確には接骨院)で施術を行うのは、「柔道整復師」という国家資格を持った専門家です。
柔道整復師になるためには、高校卒業後、国が指定した大学や専門学校で3年以上、解剖学、生理学、運動学、病理学といった専門知識と技術を学び、年に一度の国家試験に合格しなければなりません。
この資格は柔道整復師法という法律に基づいており、骨折、脱臼、打撲、捻挫、挫傷(肉離れ)といったケガに対する施術の専門家として国に認められています。 手術や薬を使わずに、手技によって人間の持つ自然治癒力を最大限に引き出すことを目的とした施術を行います。
資格は民間資格で施術者によって技術は様々
一方、整体院で施術を行う「整体師」には、柔道整復師のような法律で定められた国家資格は存在しません。
整体師を名乗るために必須の資格はなく、極端に言えば明日から誰でも整体師として開業することが可能です。
ただし、多くの整体師は、様々な民間団体やスクールが認定する民間資格を取得して知識や技術を学んでいます。 しかし、その教育内容や技術レベルは認定団体によって大きく異なり、数ヶ月で取得できるものから数年かかるものまで多岐にわたります。 そのため、施術者個人の技術や知識にばらつきが大きいのが実情です。
最近では、病院でのリハビリを行う理学療法士が開業することも増え、全体のレベルは上昇しています。
一目でわかる整骨院と整体の違い比較表
以下の比較表で、それぞれの特徴を詳しく見ていきましょう。
| 項目 | 整骨院(接骨院) | 整体 |
|---|---|---|
| 資格 | 柔道整復師という国家資格が必要 | 公的な資格はなく、民間資格のみ。一部は理学療法士 |
| 施術者 | 国が定めた専門教育を受け、国家試験に合格した柔道整復師 | 施術者によって知識や技術レベルに差がある |
| 施術内容 | 骨折、脱臼、捻挫、打撲、挫傷などのケガに対する専門的な施術 (電気療法、温熱療法、手技療法など) |
骨盤矯正や姿勢改善など、体のバランスを整えるための手技が中心 |
| 対象となる症状 | 原因がはっきりしている急性のケガや痛み (例:ぎっくり腰、寝違え、スポーツによる捻挫) |
原因が特定しにくい慢性的な痛みや不調 (例:慢性的な肩こり・腰痛、原因不明の頭痛) |
| 保険適用 | 原因が明確な急性の外傷(骨折、脱臼、捻挫、打撲、挫傷)に限り健康保険が適用 (※骨折・脱臼は医師の同意が必要) |
保険適用外で、全て自費診療となる |
| 法的な位置づけ | 柔道整復師法に基づく | 法的な定めはなく、リラクゼーションなどに近い位置づけ |
このように、急なケガや明確な原因のある痛みに対して、健康保険を使って専門的な治療を受けたい場合は整骨院が適しています。
一方で、長年続く慢性的な肩こりや腰痛の緩和、姿勢の歪みや骨盤のズレを整えたいといった、体の根本的なメンテナンスを目的とする場合は整体が選択肢となります。
それぞれの役割を理解し、ご自身の症状や目的に合わせて最適な場所を選びましょう。
【もっと詳しく】整骨院とはどんなところ?
整骨院とは、骨折、脱臼、捻挫、打撲といった「ケガ」の治療を専門に行う施設です。「接骨院」や昔ながらの「ほねつぎ」が正式な名称で、これらはすべて同じ施設を指します。
日常生活やスポーツで急に発生した痛みに対して、手術や薬を使わない「柔道整復術」という方法で、人間が本来持つ自然治癒力を最大限に引き出す施術を行います。
施術を行うのは国家資格を持つ柔道整復師
整骨院で施術を行うのは、「柔道整復師」という国家資格を持った専門家です。 柔道整復師になるためには、大学や専門学校で3年以上、解剖学、生理学、運動学といった専門知識と技術を学び、年に一度の国家試験に合格しなければなりません。
このように、柔道整復師は国が定めた基準をクリアした、筋肉や骨、関節に関する知識と技術を持つプロフェッショナルなのです。
ただし、医師ではないため、レントゲン検査や診断、手術、薬の処方は行えません。 主に手技や物理療法を用いて、ケガの回復をサポートするのが本来の役割です。
整骨院で受けられる施術内容
整骨院では、症状やケガの状態に合わせて、主に「手技療法」と「物理療法」を組み合わせて施術を行います。
- 手技療法
柔道整復師の手を使って行う施術です。筋肉の緊張をほぐしたり、関節の動きを良くしたりするだけでなく、骨折や脱臼した箇所を元の正しい位置に戻す「整復」や、ギプスやテーピングで固定するといった処置も行います。 - 物理療法
電気治療器や超音波、温熱・冷却パックなどの機器を使い、痛みを和らげたり、血行を促進して組織の回復を早めたりします。 これにより、手技療法の効果をさらに高めることができます。
これらの施術を通して、痛みの軽減だけでなく、ケガの再発予防や日常生活への早期復帰を目指します。
保険が適用される症状と適用外の症状
整骨院の大きな特徴の一つが、特定の症状に対して健康保険が使えることです。 ただし、すべての症状に保険が適用されるわけではなく、明確なルールが定められています。
保険が適用されるのは、原因がはっきりしている急性のケガに限られます。 どのような症状が保険の対象になるか、下の表で確認してみましょう。
| 保険適用の可否 | 具体的な症状の例 | 備考 |
|---|---|---|
| 適用される | 骨折、脱臼、捻挫、打撲、挫傷(肉離れ)、ぎっくり腰、寝違え、突き指など | ※骨折・脱臼は、応急手当の場合を除き、医師の同意が必要です。 |
| 適用されない | 原因不明の慢性的な肩こりや腰痛、単なる筋肉疲労、病気(リウマチやヘルニアなど)による痛み、慰安目的のマッサージ | 全額自費での施術となります。 |
慢性的な肩こりや原因不明の痛みで整骨院にかかりたい場合は、保険が使えず自費診療になることを覚えておきましょう。
【もっと詳しく】整体とはどんなところ?
整体とは、主に手技を用いて骨格のゆがみや筋肉のバランスを整え、体全体の調和を取り戻すことで、様々な不調の根本的な改善を目指す場所です。整骨院がケガの治療を主目的とするのに対し、整体院では原因がはっきりしない慢性的な痛みや不調の緩和を得意としています。
例えば、「長年悩んでいる肩こり」や「姿勢の悪さが気になる」といった、日常生活の癖や習慣からくる不調に対してアプローチするのが整体の大きな特徴です。
資格は民間資格で施術者によって技術は様々
整骨院の「柔道整復師」が国家資格であるのに対し、整体師に国家資格はなく、民間団体が認定する資格が中心となります。 法律上は資格がなくても整体師として活動できるため、施術者の知識や技術レベルには大きな幅があるのが実情です。
もちろん、優れた技術と豊富な知識を持つ整体師も数多くいますが、カイロプラクティックやオステオパシーといった海外由来の手技から、日本古来の療法まで様々な流派があるため、院によって施術方針やアプローチ方法が大きく異なります。
そのため、整体院を選ぶ際は、その施術者がどのような知識や技術を持っているのかを事前に確認することが非常に重要になります。
整体で受けられる施術内容
整体で受けられる施術は、単に筋肉をほぐすだけでなく、不調の根本原因となっている骨格の歪みにアプローチするものが中心です。 具体的には、以下のような施術を組み合わせて、一人ひとりの体の状態に合わせたオーダーメイドの施術が行われます。
| 施術内容の例 | 期待できる効果 |
|---|---|
| 骨盤矯正・姿勢矯正 | 慢性的な腰痛、肩こり、猫背、反り腰、産後の体型崩れの改善 |
| 筋肉・筋膜へのアプローチ | 筋肉の緊張緩和、血行促進、関節の可動域改善 |
| 頭蓋骨調整 | 原因不明の頭痛、めまい、眼精疲労、自律神経の乱れの改善 |
| ストレッチ・運動指導 | 施術効果の維持、再発予防、セルフケア知識の習得 |
これらの施術により、体のバランスを整え、人間が本来持っている自然治癒力を高めることを目指します。
保険は適用されず全て自費診療
整骨院では急性のケガに対して健康保険が適用される場合がありますが、整体院での施術は医療行為ではないため、健康保険は一切適用されません。 全ての施術が自費診療(自由診療)となり、料金は全額自己負担です。
料金設定は各整体院が独自に定めているため、同じような施術内容でも院によって価格は大きく異なります。 その分、施術時間や内容に縛りがなく、一人ひとりの症状に対してじっくりと時間をかけた丁寧なケアを受けられるというメリットもあります。
【症状別】整骨院と整体どちらを選ぶべきか
整骨院と整体には、それぞれ得意な分野があります。あなたの身体の悩みがどちらに適しているのかを知ることが、症状改善への第一歩です。ここでは、具体的な症状を例に挙げて、どちらを選ぶべきかを分かりやすく解説します。「いつから、どのように痛むのか」を基準に考えると、自分に合った施術院を見つけやすくなります。
整骨院がおすすめな人の症状
整骨院は、原因がはっきりしている急性の痛みやケガの専門家です。柔道整復師という国家資格者が、法律に基づいて施術を行います。日常生活やスポーツ、交通事故などで発生した痛みやケガは、まず整骨院に相談するのが良いでしょう。
急な痛み(ぎっくり腰・寝違えなど)
「重い物を持ち上げたら腰に激痛が走った」「朝起きたら首が痛くて動かせない」といった、いわゆる「ぎっくり腰」や「寝違え」は、筋肉や関節、靭帯などを急に痛めてしまった状態(急性外傷)です。このような突発的な痛みに対して、専門的な知識と技術で対応できるのが整骨院です。
アイシングや固定、手技療法などを用いて、炎症を抑えながら痛みの緩和を目指します。
骨折・脱臼・捻挫・打撲といったケガ
転んで手をついて捻挫した、スポーツ中に打撲したなど、日常生活で起こりうる様々なケガの処置は、整骨院の最も得意とする分野です。
柔道整復師は、これらの外傷に対する専門的な施術を行うことができます。ただし、骨折や脱臼の施術については、応急手当を除き、医師の同意が必要と法律で定められています。応急処置を受けた後は、提携する整形外科などを紹介してもらい、医師の診断を受ける流れが一般的です。
交通事故によるむちうち
交通事故による「むちうち(外傷性頸部症候群)」も、首の捻挫の一種であり、整骨院での施術対象となります。
事故直後は興奮していて痛みを感じにくく、数日経ってから症状が現れることも少なくありません。交通事故によるケガの治療には、原則として自賠責保険が適用されるため、窓口での自己負担なく施術を受けられる場合が多いです。事故後の対応に詳しい整骨院も多いため、まずは相談してみると良いでしょう。
整体がおすすめな人の症状
整体は、日常生活の癖や身体の歪みが原因の慢性的な不調を改善することを得意としています。病気やケガとは診断されないものの、つらい症状が続いている場合は、整体で身体の根本的なバランスを整えるのがおすすめです。
原因がわからない慢性的な肩こりや腰痛
「病院でレントゲンを撮っても異常なしと言われたけれど、長年ずっと肩こりや腰痛に悩まされている」という方は多いのではないでしょうか。このような慢性的な症状は、長時間のデスクワークやスマートフォンの使用による姿勢の乱れ、身体の歪みが原因となっているケースがほとんどです。
整体では、骨格のバランスや筋肉の緊張を丁寧にチェックし、手技によって身体全体の歪みを整えることで、痛みの根本的な改善を目指します。
姿勢改善や骨盤矯正
猫背や反り腰、O脚・X脚といったスタイルの悩みや、産後に開いた骨盤を元に戻したいといった美容目的の施術は、整体の得意分野です。これらはケガではないため、整骨院の保険適用の対象にはなりません。
整体では、身体の土台である骨盤を中心に全身の骨格バランスを整え、正しい姿勢を維持できるように導いてくれます。定期的なメンテナンスとして通うことで、不調が出にくい身体づくりにも繋がります。
原因不明の頭痛やめまい
病院で検査をしても特に異常が見つからない頭痛やめまい、耳鳴りといった自律神経系の不調も、整体で改善する可能性があります。これらの症状は、首周りの筋肉の過度な緊張や、背骨の歪みによる血行不良が原因で引き起こされることがあるからです。
整体の施術で首や肩、背中のこりをほぐし、血流を促進することで、症状の緩和が期待できます。ただし、重大な病気が隠れている可能性も否定できないため、まずは医療機関を受診することが大前提です。
| こんな症状なら | こちらがおすすめ | 主な理由 |
|---|---|---|
| 急な痛み・ケガ (ぎっくり腰、寝違え、捻挫など) |
整骨院 | 国家資格者が外傷を専門的に施術。健康保険が使える場合がある。 |
| 慢性的な不調・身体の歪み (肩こり、慢性腰痛、骨盤矯正など) |
整体 | 身体のバランスを根本から整える。姿勢改善やリラクゼーション目的にも。 |
整骨院と整体の料金相場の違い
整骨院と整体院では、料金体系に大きな違いがあります。整骨院では健康保険が使える場合と使えない場合があるのに対し、整体院は原則としてすべて自費診療となります。それぞれの料金相場を詳しく見ていきましょう。
保険が使える整骨院の料金
整骨院で健康保険が適用されるのは、原因がはっきりしている急性のケガ(骨折、脱臼、捻挫、打撲、挫傷)に限られます。 日常生活での肩こりや慢性的な腰痛などには適用されません。
保険が適用された場合の自己負担額は、負担割合(1割~3割)や施術内容、部位数によって異なりますが、おおよその目安は以下の通りです。
| 項目 | 料金目安(3割負担の場合) |
|---|---|
| 初診 | 1,500円~2,000円程度 |
| 2回目以降 | 500円~1,000円程度 |
※上記はあくまで目安であり、施術部位の数や電気治療などの追加施術によって料金は変動します。
自費診療となる整体の料金
整体院の施術は、すべて健康保険の適用外となり、全額が自己負担です。 料金は施術院の技術力、立地、施術時間などによって大きく異なりますが、一般的な相場は以下のようになっています。
| 施術時間 | 料金目安 |
|---|---|
| 60分 | 5,000円~10,000円程度 |
初回はカウンセリングや検査料として別途料金が必要な場合や、少し高めに設定されていることがあります。 骨盤矯正や美容整体など、目的別のコースによっても料金は変わります。
慢性の症状では料金差が無くなってきた
かつては「整骨院は安価、整体は高価」というイメージがありましたが、近年その状況は変化しています。多くの整骨院が、保険適用外である慢性的な肩こりや腰痛、姿勢改善などを目的とした自費診療メニューに力を入れているためです。
整骨院の自費診療の料金は、1回あたり5,000円~8,000円程度が相場となっており、整体院の料金と大きな差はなくなってきました。
そのため、慢性的な症状で悩んでいる場合は、料金だけでどちらかを選ぶのではなく、それぞれの施術内容や特徴をしっかりと理解し、自分の症状や目的に合った施術院を選ぶことが非常に重要です。
失敗しない整骨院・整体院の選び方3つのポイント
数多くの整骨院や整体院の中から、自分の症状や目的に合った場所を見つけるのは簡単なことではありません。ここでは、後悔しないための選び方のポイントを3つに絞って詳しく解説します。
カウンセリングが丁寧か
質の高い施術の第一歩は、丁寧なカウンセリングから始まります。
痛みや不調の原因は一人ひとり異なり、日常生活の癖や過去のケガ、仕事内容、ストレスなど、様々な要因が複雑に絡み合っていることがほとんどです。 そのため、ただ単に「どこが痛いか」を聞くだけでなく、あなたの話をじっくりと聞き、多角的な視点から原因を探ってくれるかどうかが非常に重要になります。
良いカウンセリングのポイントは以下の通りです。
- 話を遮らず、親身になって聞いてくれる
- 専門用語を多用せず、分かりやすい言葉で説明してくれる
- 身体の状態を実際に動かしたり触ったりして、丁寧に検査してくれる
- 質問しやすい雰囲気を作ってくれる
- 施術内容だけでなく、日常生活での注意点やセルフケアの方法までアドバイスしてくれる
初回に十分な時間をかけてカウンセリングや検査を行う院は、それだけ一人ひとりの利用者に真摯に向き合っている証拠と言えるでしょう。
施術内容や料金体系が明確か
安心して通い続けるためには、施術内容と料金体系の透明性が不可欠です。
ホームページや院内の掲示で誰でも料金を確認できるか、施術を始める前に必ず料金についての説明があるかを確認しましょう。 特に整体院や、整骨院で保険適用外の自費施術を受ける場合は注意が必要で、2回目以降の料金を表示していない悪質な院も存在します。
以下のような点に注意して確認しましょう。
| チェックポイント | 確認すべき内容 |
|---|---|
| 料金の明瞭さ | 一回あたりの料金はいくらか、初検料はかかるのかなどが事前に分かるか。 |
| 施術計画の説明 | どのような施術を、どのくらいの期間、どのくらいの頻度で行うのか、具体的な計画と総額の目安を説明してくれるか。 |
| 追加料金の有無 | 提示された料金以外に、追加で料金が発生する可能性がないか。 |
| 高額な回数券の勧誘 | 初回の割引などをきっかけに、高額な回数券や物品購入を強く勧めてこないか。 |
施術後に「こんなはずではなかった」という金銭的なトラブルを避けるためにも、少しでも疑問に思ったらその場で必ず質問し、納得のいく説明を受けてから施術に進むことが大切です。
口コミや評判を確認する
実際にその院を利用した人の感想は、院の雰囲気や施術者の人柄を知る上で非常に参考になります。 ただし、初回割引など対価を支払うことで高評価を集めている院も存在します。口コミ情報を鵜呑みにせず、多角的に情報を集めて判断することが重要です。
口コミを確認する際は、以下の方法と注意点を参考にしましょう。
情報収集の方法
- Googleマップのレビュー: 幅広い利用者の率直な意見が見つかりやすいです。
- 各種ポータルサイト: 地域や施術内容で絞って探す際に便利です。
- 公式サイトの「お客様の声」: 直筆のアンケートや写真付きのものは信頼性が高い傾向にあります。
- 知人や家族からの紹介: 最も信頼できる情報源の一つです。
口コミを見る際の注意点
- 極端な評価に注意: 評価が高すぎる、あるいは低すぎる口コミばかりが並ぶ場合は、自作自演や意図的な妨害の可能性も考慮しましょう。
- 内容を具体的に見る: 「良かった」「治った」だけでなく、「どのような症状で、どんな施術を受け、どう改善したか」が具体的に書かれている口コミは参考になります。
- 院からの返信を確認する: 低評価の口コミに対して、誠実な返信をしているかどうかも、その院の姿勢を知る手がかりになります。
- 複数のサイトを比較する: 一つのサイトの情報だけでなく、複数のサイトやSNSなどを横断的に確認することで、より客観的な判断がしやすくなります。
これらのポイントを総合的にチェックし、自分自身が「信頼できる」と感じられる院を選ぶことが、症状改善への近道となります。
整骨院や整体と似ている他の施術院との違い
整骨院や整体院の他にも、私たちの身の回りには体のケアをしてくれる場所がたくさんあります。しかし、名前が似ていると「何が違うの?」と迷ってしまいますよね。
ここでは、整骨院や整体院とよく似た他の施術院との違いを分かりやすく解説し、あなたの症状に合った場所を見つけるお手伝いをします。
接骨院との違い
街中で「整骨院」と「接骨院」、両方の看板を見かけることがありますが、この2つに法律上や業務内容上の違いはほとんどありません。ただし、「整骨院」という名称は本来違法なので、違法行為を行っている院は個人的におすすめしません。詳しくは「接骨院と整骨院の違い」をご覧ください。
どちらも「柔道整復師」という国家資格を持った専門家が、骨折、脱臼、捻挫、打撲といったケガに対して施術を行う場所です。 昔ながらの「ほねつぎ」という呼び名で知られていることもあります。 どちらを選んでも、一応同じ質の施術が期待できます。
整形外科との違い
整骨院と整形外科の最も大きな違いは、整形外科では「医師」が診察を行う医療機関であるという点です。
医師がいるため、レントゲンやMRIといった精密検査、痛み止めの注射や薬の処方、手術といった「医療行為」を行うことができます。 一方、整骨院の柔道整復師は医師ではないため、これらの医療行為は行えません。
急なケガで骨の状態が心配な場合や、原因がはっきりしない痛みが続く場合は、まず診断ができる整形外科を受診するのがおすすめです。
| 項目 | 整形外科 | 整骨院 |
|---|---|---|
| 資格者 | 医師(国家資格) | 柔道整復師(国家資格) |
| 主な目的 | 病気の診断・治療 | 急性のケガに対する施術 |
| できること | 診断、レントゲン・MRI検査、投薬、注射、手術、リハビリなど | 骨折・脱臼の整復、捻挫・打撲への施術、物理療法など |
| 保険適用 | 原因を問わず、病気やケガの治療に幅広く適用 | 原因が明確な急性のケガ(骨折、脱臼、捻挫、打撲、挫傷)に限定 |
リラクゼーションマッサージとの違い
整骨院がケガの「治療」を目的とするのに対し、リラクゼーションマッサージは心身の「癒し」や疲労回復を主な目的としています。
施術を行う人に関しても大きな違いがあります。整骨院では柔道整復師という国家資格が必要ですが、一般的なリラクゼーション店(もみほぐし店など)では特別な資格がなくても施術が可能です。 ちなみに、法律上「マッサージ」を仕事として行うには、「あん摩マッサージ指圧師」という国家資格が必要です。
慢性的な痛みや体の不調を根本から改善したい場合は整骨院、日々の疲れを癒してリラックスしたい場合はリラクゼーションマッサージ、と目的によって使い分けるのが良いでしょう。
| 項目 | リラクゼーションマッサージ | 整骨院 |
|---|---|---|
| 資格者 | 無資格または民間資格(※あん摩マッサージ指圧師は国家資格) | 柔道整復師(国家資格) |
| 主な目的 | リラクゼーション、疲労回復 | 急性のケガに対する施術 |
| 保険適用 | すべて自費 | 原因が明確な急性のケガに適用 |
まとめ
この記事では、整骨院と整体の違いについて、資格、施術内容、保険適用の観点から解説しました。最も大きな違いは、整骨院の施術者は「柔道整復師」という国家資格を持っているのに対し、整体の施術者は民間資格であるという点です。この資格の違いが、対応できる症状や保険適用の可否に直結します。
結論として、あなたの症状や目的に合わせて適切な施設を選ぶことが最も重要です。骨折、脱臼、捻挫、ぎっくり腰といった急性のケガや痛みの場合は、国家資格者が在籍し、原因が明確な症状に対して保険が適用される「整骨院」が適しています。一方で、原因がはっきりしない慢性的な肩こりや腰痛、姿勢の歪み、骨盤矯正、原因不明の不調の改善を目的とする場合は、全身のバランスを整えることを得意とする「整体」がおすすめです。
どちらを選ぶか迷った際は、まずご自身の症状が「急性のケガ」なのか「慢性の不調」なのかを判断基準にしてください。そして、実際に訪れる前には、カウンセリングの丁寧さや料金体系の明確さ、口コミなどを確認し、納得できる施術院を選ぶようにしましょう。
最後に
さとう接骨院
院長:佐藤幸博
仙台市泉区の整体 さとう接骨院は、痛みへの施術だけでなく再発予防まで、お客様一人ひとりの健康を大切にオーダーメイドで対応しています。
施術・メンタルヘルス・運動・栄養・睡眠の5本柱で、根本的な解決策を。お体の悩みやご相談はいつでもご予約・お問い合わせからどうぞ。
-
2025年11月28日
肩こりに整体ってどうなの? 筋膜リリースなど施術方法の違いも徹底比較!
-
2025年11月28日
足根骨癒合症は治らない? 手術以外の保存療法とインソールの効果を解説
-
2025年11月28日
肋間神経痛チェックリスト|病院に行くべき危険なサインを解説
-
2025年11月27日
【プロが解説】整骨院と整体の違いとは? 選び方まで徹底比較
-
2025年11月25日
姿勢が気になる方へ、骨格バランスの崩れが影響している可能性も
店舗情報
-
店舗名
- さとう接骨院
-
代表
- 佐藤 幸博(さとう ゆきひろ)
-
住所
- 〒981-8003
宮城県仙台市泉区南光台3丁目19-23コーポ展1階
専用駐車場2台
地図を見る -
営業時間
- 9:00~13:00 / 15:00~21:00
詳細はこちら -
休診日
- 日・月曜日 不定休あり
-
アクセス
- 地下鉄南北線旭ヶ丘駅から車で2分
-
TEL
-
022-343-5542
施術中はお電話に出られません。
留守番電話に「お名前」「ご要件」を残してください。
こちらから折り返しご連絡させていただきます。
営業時間
さとう接骨院は 「 当日予約OK 予約優先 」 です。
| 時間 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | 日 | 祝 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 09:00〜13:00 | 休 | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | 休 | ◯ |
| 15:00〜21:00 | 休 | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | 休 | ◯ |

